ルクの股関節形成不全・記録ページ。その後編16  2013/11〜
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  バユーの右前足びっこ 2013/11/1


バユーの右前足のびっこが気になり、本日、整形の専門病院へ。

せっかくなのでルクの股関節も。
ルクの股関節は特に変わりなしでした。
稼働域は、もちろん広くはないですが手術をした犬としてはいい方のようで
膝も大丈夫でしょう、とのこと。

ルクの股関節レントゲン
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バユーの股関節も普通。
前足の両肩、右前足も特に異常なし。
レントゲンではバユーのびっこを特定する事は出来ませんでした。

バユーの股関節レントゲン
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バユーの右前足レントゲン
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では、何か?という事になります。
触って痛がる事がない事、散歩は普通に歩くが寝て起きた後がびっこのような症状が出やすい事を言った時に
先生にはピンと来ていたようです。さすがですね。

診察室の横にある広いベランダのような場所に出て歩行チェック。
今は大きな症状が出ていないし、
バユーは興奮状態でゆっくり歩く事が出来ず、看護婦さんに連れられてリードがピーン!の状態。
分かるわけがありませぬ。

診察室に戻り、診察台に上がって先生の触診。
左肩は普通のようですが、右肩が異常に上がる。
「おー、上がるなー」と言われてしまいました。
それが私にはどうゆう事かもちろん分かるわけもなくー。
その後、説明して頂き、肩関節内側不安定症だろうとの診断になりました。

正式な診断を仰ぐにはするには麻酔が必要なのだそうです。
関節鏡という内視鏡を使って、肩関節を繋ぐ、関節内側の肩甲上腕靱帯や下筋腱などの支持組織の損傷などを確認。
また、肩の上り方の角度を測り 異常を調べます。
MRIや、CTでは分からないそうです。
肩関節は股関節と違って
支持組織や筋肉でカバーされて繋がっているものなのだそうです。

麻酔をかけなくていいのであれば調べたいのですが
そこまでする必要があるかと言えば、今のバユーはそこまで早急なものではないのです。


角度について、今日診た限りでの予測はどうですか?と聞いてみたのですが
グレーゾーン(35-45度)を越える、異常値と呼ばれる45度まで上がりそうだとの事でした。
ルクは股関節、バユーは肩か。
何か、もう、言葉が出ません。
ルクの時のようなひどい状態でもないし、程度と病気の種類が違うし
ルクの時で やるしかないという事を経験しています。
今はただ、静かな覚悟があるだけです。

思えば、先週の木曜日、何故か分からないけどバユーを見て不安を感じた。
そうゆう予感って当たるんですよね。

ダメなのは、滑り込みとストップだそうで、肩に負担がかかるようです。

肩関節内側不安定症は、多くの犬が抱える症状だそうで
その多くは診断されずにいるそうです。
そうでしょうね。それはとてもよく分かります。

バユーが普通に病院に行ったら、
レントゲンを撮って特に何もない、びっこを引くほどでもない症状なので
痛み止めをもらって、制限生活をして、元に戻ったらそれでオッケー、という事になったでしょう。

実際、びっこを引いて分からなくて、という話はよく聞きます。

軽度で負担が大きくかからなければ
大きな症状が出る事がない病気のようです。

完治というものはなく、内科的治療は痛み止めのみ。
ひどい場合は手術をする事ができるそうですが、術後のリハビリや歩行の違和感などがあるようです。
今のバユーの程度では処置としては特になく、あるとしたら痛み止めの薬ぐらいだそうで
何かと胃腸が弱いバユーですし、痛みがあっても動き回る今のバユーを見ていたら
痛みを止めてしまって余計に動き回られると怖いので薬はなしにしてもらいました。


  バユーの今まで 2013/11/2


びっこ時の悪い足の見分け方ですが
頭が上がった時に地面に付いている足が悪い事がほとんどだそうです。
これは自分へのメモ↑

肩関節不安定症の犬でよかった、という点は
人間のようにおぼんを持つような動作をする事がない、という事だそうで。
確かに、普通の犬は肩に負担をかけるような物を持つということがないですもんね。

今回、バユーの肩関節不安定症と診断される前まで
釣りオジサンがバユーにやっていて嫌な事がありました。
それはバユーの前足を掴んでグルグルと振り回すのです。
言わば、ジャイアントスイングのような。
何度も注意しましたが止めてくれませんでした。
後悔…ですね。今思えば、もっと強く言っておくべきでした。
後は、バユーのハウスの上に、バユーを飛び乗らせる事。
これも本当に嫌でした。
「バユーが興奮して喜んでいるから」という理由でやっていたのですが
どうしても許せなかったです。

結果的に、私がどうしても嫌だった、この二つが禁止となりましたがね。



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